人事担当者向け

【記事紹介】ミスミ三枝氏「日本企業の活性化には戦略の問題だけでは足りない」

記事の中で言われている方程式

「戦略論」+「組織論」+「時間概念」+「熱き心」



今までは、この「戦略論」や「組織論」といった論理的なところが重視されてきた時代だったと思います。資本主義社会として「株主に対してどう利益を出していくか」ということが目的になってきました。その延長として「時間概念」が出てきて、持続可能であるかどうか、つまりは単年度決算の黒字ではなく、長く利益を出し続けられる会社でいられるかどうか、も重視されるようになりました。それはつまり時代に合わせて変化のできる組織か、柔軟な戦略が持てるかどうかという戦略論に戻ります。

唯一「熱き心」、情熱と言い換えてもいいかもしれません。この思いが共感を生み、消費者というよりは、ファンを作るに近いことを引き起こします。資本主義的な儲け重視の時代から、共同体的な思いの共感を重視する時代にシフトしてきた、ということでしょう。

須田