人事担当者向け
【記事紹介】社長を任せた後は「見ざる」「聞かざる」「言わざる」 ナベル南部会長
2024.03.15
地方中小企業には、同族経営で前社長であるお父さんが会長になり、息子さんが新社長になる、ということが多々あります。確かに前社長の経験はバブル崩壊やリーマンショックなど、数々の歴史的な経営の困難な場面を乗り切ってきた尊敬すべきものです。しかしながら、令和となり、コロナ禍を経てAIが発達してきた時代に、今までの成功体験が足かせになっている状況もよく見ます。
立場が人を育てるといわれる通り、経営者になって初めて経営者1年生です。社長の座を譲ったのであれば、最終決裁の責任を負うという経験を早めにしてもらうべきだと思います。同じ考え方で学生や若い社会人に起業のタイミングを相談された時は「一刻も早くしろ」とアドバイスするようにしています。
須田