地方の中小企業では経営者が考え、経営者が指示を出すというトップダウン型がまだ残っています。ですが、情報化社会になり、答えが1つではないVUCA時代になった今、情報集めと選択根拠も多様になってきています。会計や税務、人事労務、営業戦略、販路拡大、新商品開発など今までは答えがあり、作業のようにやっておけばよかったこと1つ1つに現在は高い専門性が求められるようになってきています。だからこそ、社内で役割分担をし、現場で考え、現場で決断をすることが求められるのです。

では、リーダーは何をするかというと、現場で決断をする際の会社の方向性や会社にとって大事なことなど、ミッション・ビジョン・バリューの社内浸透が不可欠です。