人事担当者向け
【記事解説】部下からの「ちょっといいですか」で仕事が全然進まない…できる管理職は知っている「自分の時間を作る一言」 ある課長は「20分で11回」の中断が発生していた
2024.07.02
今回はこちらの記事に着想を得て、職場でのコミュニケーションついて解説します。
上司と部下のコミュニケーション問題は様々
先日は「上司とコミュニケーションが取りにくい…」というこんな記事について解説しました。
【記事解説】【意識調査】20代若手社員、リモート環境で「上司、先輩へ気軽に雑談・相談がすることができない」が約9割! 20代若手社員のオンラインで働く悩みに関する最新若手意識調査レポートを公開
こちらの記事にもあった通り、双方の歩み寄りは大事です。しかし、歩み寄るだけではなく、自立することも重要です。
前の記事では質問ができないということが問題でした。今回の記事では、聞きすぎるということが問題になっています。一定の距離感で聞くことができるようになった人は、いつまでも聞いてばかりではいけない、と自立することも重要になってきます。
大切なのは状況を把握する力
頼れる上司・先輩だからこそ、依存せずにその上司・先輩の時間の有用性を考えることも必要です。考えすぎて先の記事のように聞けなくなることもあるかもしれません。重要なのは、状況を把握する力です。今聞いてもいいタイミングなのか、時間をもらうべき内容なのか、属人的な情報なのか、一般的な知識なのか。本当に聞くべきことかを判断する状況把握のスキルの問題なのです。
双方での適切な状況判断で良質なコミュニケーションを
これは上司が部下に状況を聞くときにも起こり得ます。「あれどうなってる?」ということを議事録を見ずに聞いたり、過去のメッセージを振り返ればいいことを部下に聞いたりしていませんか。部下に情報の検索係をさせてはいないか今一度振り返る必要があります。社内のグループウェアや議事録など外部記憶を有効に活用して無駄なコミュニケーションを省き、良質なコミュニケーションを行いましょう。
株式会社なんで・なんででは社内の情報共有のグループウェアの導入のアドバイスや、仕組みづくり、コミュニケーション研修などを行っています。お気軽にご連絡ください。