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【須田コラム】自己決定と幸福度
2024.08.02
今回は、自分の人生を自己決定した人ほど幸福度が高いという話についてです。神戸大学が出した幸福度調査では、人生において自分で決断した人ほど幸福度が高いという研究結果が出ています。
ライフイベントの自己決定と幸福な人生
私自身も自分の行動や自分の人生において、どうやって自己決定するかを考えるのが幸福な人生を送るために重要なポイントなんじゃないかっていうことは強く思っています。そして、その自己決定は何かっていうと基本的にはライフイベントだと思ってます。
どこの学校に進学をするのか、
それで誰と付き合うのか、
それからどの部活をするのか、
それから大人になれば、
いつ結婚し、
家を持つのか持たないのか、
どの保険に入るのか、
そういういわゆる価値観の中で自分が大事にしたいものが大事にできてない人ほど、やっぱり幸福度っていうのは低いですし、自分で決定しないっていうことは後悔が残ると思うんですね。
つまり、親が言ったからとか、先生が言ったからとか、他人の責任にして生きていく人は自分の人生を生きてない感じがするんじゃないかなと思っています。
自己決定の効果
自分で選んだ結果であれば、失敗したとしても、違う後悔が少し残ったとしても「自分で選んだんだから」って割り切れますし、例えば第1志望の学校や就職先にに受からなかったとしても今置かれた環境の中で自分がその環境を正解にしていくしかないんです。だから努力するし、より良くなるためにはどうすればいいんだろうとか考えていくと思います。
そうなると、今度はそれを正解にするために自分で新しい知識を身に付けたり、決断をしていくための比較基準だったり、判断をするための情報を集めなきゃいけなくなる。
ということは、知識が深まったりできることが増える。できることが増えると、また責任がある仕事を任してもらえてまたやれることが広がっていく。
そうすると報酬が付いてきて、また資金的にも潤沢になっていく、みたいないいスパイラルが生まれていくんじゃないかなあと思っています。
そういうふうに自己決定をして生きるってことは、僕は覚悟の問題だと思っています。なので、「自分が責任をとって自分の覚悟で決めます、根拠はないけど私が決めたことなんです」っていうふうに自己決定するのって大事なことかなあと思ってます。
まとめ
- ライフイベントにおける自己決定が幸福な人生の重要なポイント
- 自己決定とはいいスパイラルにつながる覚悟でもある
関連リンク
所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査|神戸大学