人事担当者向け

【記事紹介】「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由。

「とりあえずやってみて」は若者に響かないけど、若者は考えを改める必要があると思っています。

須田

ほう。

理由は2つで、1つ目は、根本的に物事を考えるという練習になるからです。これは、指示されることだけをやることからの脱却をしないと、責任ある仕事を任されないし、責任ある仕事を任されないということは、いつまでもライクワークのステージに上がれず、仕事が楽しくならないからです。

須田

「ライクワーク」っていうのは「働くことが楽しい」という状態、ステージということですよね。

ワークのステージについてはこちらの記事でも扱いましたね。

【記事紹介】「ライスワーク」と「ライフワーク」の2軸で働き方を考える

2つ目は、今までの常識や上司のやり方とは違うやり方や価値観を会社は求めているからです。今までこうやってきたと伝えてその通りにやらせることは簡単ですが、それとは違ったアプローチや視点を会社は求めています。たとえそれが当初のやり方と同じやり方を導き出したとしても、今までのやり方があっていたという答え合わせができるので、会社としてはOKです。

須田

会社側の観点から見ると、若者にはそんなことも求められているんですね。

もしこの「とりあえずやってみて」を言わない会社だとすると、成長できる会社じゃないかもしれません。業界常識にとらわれ、過去の成功にすがる、時代の変化についていけない会社かもしれません。若者の皆さんは「とりあえずやってみて」はチャンスをもらっているんだと意識を切り替え、とりあえずやってみてください。

須田