人事担当者向け

【記事紹介】優先順位を間違えると、人生そのものをしくじる…ハーバードMBA出身者が「仕事選び」で最優先すること 「仕事は苦行」と考える人は成功できない

ハーバードのMBA出身者が言っていることが正しいというわけではなく、ここで議論したいのは「人生における物事の優先順位をどうつけるか」ということと「仕事の楽しさとは何か」ということの2点です。

須田

どちらも大きな問題ですね。

人生における物事の優先順位について考えると、人生をかけてやりたいことが明確な人はすべてを捨ててそれを行うという覚悟がある人だと思います。それが芸術活動や旅など個人的なことであったとしても、人生をかけてやりたいと思っていることであれば最優先すべきだと思います。今の世の中はそれをYouTubeで発信するなど、稼ぐということと時間を費やすということがイコールではないからです。つまり時給ベース、時間を切り売りする働き方しかできない人はやりたいことが見つかっているとは言えません。多くの勤め人の方はまだやりたいことが見つかっていないでしょう。

須田

では仕事の楽しさとは?

仕事の楽しさが何か、ということについてはその業務自体が楽しいということではなく、お客さんや仲間などから感謝されることによって自分が役に立てたという満足感にあると思います。なので、仕事自体が大変だったりきつかったりしても、誰の何のための仕事なのか、ということを忘れないようにしなければいけません。

人生をかけてやりたいこと、つまり長期的な働く意味を重視するか、仕事の楽しさ、つまり短期的な周囲からの感謝を重視するか、いろいろなことを言う人がいますが、自分のタイプを見極めて生き方を選ぶことが大事です。

須田