人事担当者向け

【キャリアデザインの教科書⑥】補助線4 マルチロール

【連載】キャリアデザインの教科書 第6回「補助線4 マルチロール」

リクルートワークス研究所による報告書「新しいキャリア論ハンドブック 8つの補助線から考えるキャリアデザイン」を読み、代表須田が今感じること、考えることを語る全10回の連載企画。

最初から読む:第0回 キャリアデザインとは

前回:第5回 補助線3 無理のない自己実現

1人の人が役割・所属など様々な立場をこなす現代

ここでの「マルチロール」が指す多重な役割というのは、第3の居場所のような留まらずことに留まらず、自分自身が生産者であり、消費者であるということや、社会人だから働く人という認識だけでなく、社会人大学院などの学ぶ人であったり、産休育休など休みつつも新たな役割を得たりするなど、所属だけではなく多様な立ち場にあることを指します。

家庭と職場の往復だけではなく、地域活動などの別のコミュニティに所属することはもちろん、ライフステージとして、結婚し家族を持つことで環境的に変化を強制されることもあります。保護者コミュニティやPTA、パートナー側の家族などです。

キャラクターを使い分けていると追いつかないことも

昔のようにコミュニティごとに自分のキャラクターを使い分けるようなコミュニケーションでは対応しきれなくなり、自分自身の本音がわからなくなるなど、自分を見失いがちです。コミュニティが変わっても、自分らしくあるという軸をぶらさずにいることが自己肯定感を上げることにつながります。

また、仕事をする・活動するという立場と同時に「休む」という役割を持つことがあります。戦略的休息を取ることで、安定した成果が出せるよう、セルフマネジメントしていきましょう。

関連リンク:【記事紹介】「休みは仕事の戦略だ」と考える 米IT業界の新思考

次回:第7回 キャリアの仮面